2017年5月27日土曜日

5.27

四年前、お昼過ぎ。

学校の休憩時間だかに1人Twitterをぼーっと見ていたらその訃報が僕のタイムラインに流れてきました。ぼんやりと、実感もないまま「そうなんかぁ」って。当時周りにブッチャーズを知ってる友達なんか1人もおらんくて、放課後とりあえず軽音部の顧問に「吉村さん亡くなったみたい。」って言ったのを覚えてる。2人でなんとも言えん気持ちになってた。

好きなバンドの人が亡くなるとかバンドから脱退とか、そういうのは不思議と悲しくはないんですよね。悲しむまでの実感、事実を受け止めるみたいなことが一切出来なくなります。近い存在ではないし、会って話したこともないし、ただ好きなだけ。誰も死んでなくてもバンドは解散するし、活動が止まって新しい音源が世に出なくなるだけ。中2のときかな、アベフトシが亡くなった時もこんなんやったなぁって。僕がミッシェルを知った時は既に解散してたし、最新のアベフトシを知ることも中々無かったから。未だに僕の中でふわっとしてます。

ブッチャーズを知ったのは確か高1の時。シネマスタッフの人が普段から口にしてるバンドを漁りまくってた時期に知って、とりあえずNO ALBUM無題を買ったっけな。聴いた当初は「歌の癖がすごいな」って思ってあんまりハマりませんでした。でも聴いてるうちに身体に染み込んできて、疲れ切ってる時はとりあえずkocoronoか無題を聴いて荒まくった心洗い流してた。今もそう。

吉村さんが亡くなってから半年後くらいにYouth(青春)が発売されて、やっとそれでハマりきったなぁ。結局一度もライブを見ずでしたがまぁそれでいいんです。夢は夢のままで置いておきたい的な。

鈴木が「いつだって俺たちのあのバンド達はレコードの中にいるんだから、それでいいんだ。」って言ってたから、多分そういうことだ。

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